登場人物
2012年10月28日 18:16
随時更新。
主人公:小笠原 宗一(おがさわら そういち)
女顔でトレードマークが長髪を後ろでゴムで留めた、男にあるまじき髪型のイケメン。近年稀に見る成績優秀、運動神経抜群、責任感が強くてしっかり者、そしてそれら全てを許してしまうようなお人好しな人間。困っている人を見過ごすことが出来ず、更に宗一自身がトラブルに会いやすい体質で、喧嘩にもめっぽう強い。というか本気で戦うと人を殺しかねない。殺気や悪意には鋭いが、好意にはとことん鈍い。辛いものが苦手。バスケ部。
篠原 健斗(しのはら けんと)
普段は宗一とよくつるんでいる、宗一の親友。『熱い漢(オトコ)』の象徴とも言える性格をしている。精神年齢が高校生のわりに低く、近所の子供たちと野球をして楽しむのが最近の趣味であったりする。機械に弱く、携帯電話やパソコンなどは持っていない。バスケ部。
大西 猛(おおにし たける)
素行不良と出席日数不足で留年し、宗一たちと同じ学年となった不良生徒。見た目もいかつく、喧嘩っ早いが、友人思いである。元軽音楽部で、ギターを握らせれば、プロ顔負けの演奏を披露する。料理が上手である。
白河 由希(しらかわ ゆき)
宗一のクラスメイト。宗一とはHRでの自己紹介終了後に、他のクラスメイトから髪型が共通していることをからかわれてからの仲。元気で活発、誰にでも平等に接し、成績もそれなりによく、運動神経も良い。同学年の男子生徒に人気があるが、女子の友人からは宗一を気にしているのではないか、とからかわれることも多い。本人は否定しているようだ。バスケ部。
藤村 響子(ふじむら きょうこ)
両親を失い、施設に預けられていた少女。最近起こった火事で施設は焼け落ち、それが原因で施設の少ない先生を失ってしまった。寝る場所を探して彷徨っていたところを猛に拾われる。それ以降、猛のことを「お兄ちゃん」と慕い、わんこのようについてくるようになった。
一条 翔(いちじょう しょう)
宗一のクラスメイトで、学園一の成績優良生。趣味は読書で、そのほかにも、麻雀、将棋、チェス、トランプゲーム、囲碁も強かったりする。高校に入ってから、他人に質問されて「分からない」と答えたことは一度もない。ただ、人見知りが激しく、まともに喋れるようになった初めての人が健斗で、そのまま勢いで宗一とも仲良くなった。そういう訳で、世間知らずなところもあり、よくその天然っぷりを見せる。
トリーシャ(とりーしゃ)
世界が混沌と化した後、突如現れた謎の少女。彼女は自身を『案内人』と名乗り、宗一と接触する。異変についてはいろいろ知っているようで、何かが起こるたびに宗一たちにアドバイスをする。割と好奇心旺盛で、一度興味を持つと何かと執着する。健斗との相性もよいようで、たまに2人で漫才のようなこともやってのける。