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16.食事とは食べられるものを食べることである

2012年10月28日 19:07
~義之side~   さて、前回に引き続き、どうやら今回も俺が中心の話らしい。 なんか前回の話の前半の内容に不吉なものを感じるんだが、俺はこの回で死んでしまったりしないだろうか。   ところ変わって昼休み。   「ふ~、終わった終わったぁ~♪」   「お腹空いたぁ~。茜、杏、一緒に学食いこ~」   「行きましょ」   雪月花が学食に向かう。 俺は購買で適当に済ますか。 さてっと。   ――っと。 教室の入り口に見慣れたお団子頭があった。 &nbs

14.忠告の一閃

2012年10月28日 19:06
さて、放課後。例によって例の如く今日も生徒会の仕事を手伝っている。 今日はなんだかんだで学園敷地内の見回りをしている。   ――のだが。   昇降口で靴を履き替えてからというもの、さっきからいやな気配を感じているのだ。   「はて、こりゃ一体何なんだ……?」   呟いてみるが、隣に音姉やまゆき先輩がいるわけじゃないので、返事はない。 なんとなくその気配って奴を追ってみた。 どうやら裏庭の焼却炉辺りから流れてくるようだ。 少しためらって――歩を進めた。   感じる。  

13.こういう時何を話したらいいのか

2012年10月28日 19:04
さて、ようやく午前の授業が終了。まぁ、3バカはいろんな意味で置いておいて、授業は普通に進んだ。 今日は俺の気まぐれでいつも学園長室でひとりぼっち(?)のさくらさんに弁当を作った。 というわけで、行って参ります。   「あれ、光雅、お前どこ行くんだよ?」   「そうだよ、学食?それとも購買?」   渉と義之が俺の行動に疑問を持って何事か訊きに来る。 こいつらなら察してくれるかな、なんて思って手に持つ2つの弁当箱が入った袋を軽く掲げる。   「おまっ、まさか、女子に弁当を作ってもらう側じゃなくて、女子に弁当を作

12.テスト返却 英語編

2012年10月28日 19:03
さて、今日の英語の授業は先日行った期末試験の返却と解説である。 英語って、ホント苦手なんだよなぁ~。 前の世界では一応高校2年の始めの方までは授業を受けていた。 ……が。 英語だけはどう足掻いても平均点を上回ることはなかった。 全国の学生諸君が抱えている悩みときっと同じだろう。 単語が覚えられねぇええええええええええええ!! はい、そうです。覚えるのが苦手なんです。   「はい、では、番号順に取りに来てください」   という先生の指示の通り、番号の早い順にテストを取りに行く。   「ガーーーン!け……欠った…

11.ロボは人間をどう見るか

2012年10月28日 19:02
12月20日   意識がしっかりしてくる。しっかりしてくると同時に、冬の寒さを改めて実感させられる。 ってか、マジで寒い。 寝ぼけなまこで時計を確認。 7時半。 う~ん、いつもより遅いなぁ。音姉はもう家を出て学園に向かっているだろう。   「んん~、さってと、起きま……フェックションルルルヴォゲェイ!」   我ながらかなりおかしいくしゃみをしてしまった。さくらさん辺りに聞かれてしまったら恥ずかしさのあまりに死ねるんですけど? 体を起こして1分ほどぼーっとしてたが、誰も中に入ってくる様子はない。 ……良かった、聞か

10.突撃!俺んちの晩ご飯!

2012年10月28日 19:01
あれから家に帰って超特急で晩飯の準備。さぁ、今日の飯は豪勢に(?)カレーだぜ! そういやあのあと、ななかに楽器何か出来るの?って聞かれたけど、残念ながら俺は音楽には疎い。前の世界で友達にピアノを教えてもらったけど、ぜんぜん駄目だったって言う……。 あ、誰にも言うなよ? カレーに関しては、うちでは義之のが最強。小恋にも、『義之カレー』と命名されてるくらいだ。 だが、俺だって負けねぇ! 今日こそは義之を上回ってやるんだ! ……なんて意気込んで作ったのはシーフードカレー。趣向を変えて点数を稼ぐぜ!   「……お腹空いたぁ~」   なんてキッ

9.揃った最後のピース

2012年10月28日 19:00
本日の作業を終了させ、解散となった。さて、どうしようかな。 音姉の手伝いに行くか?いや、時間も時間だし、行ったところですることはほとんどないだろう。 下校?それもちょっとつまらんな。   「光雅、お前、帰るんじゃないの?」     ……?あれ?義之もたしか帰宅部なはずで、そしたら俺と一緒に帰るようになるってのが正しいのでは?   「お前、なんかあんの?」   「ちょっと音楽室にね」   「お~い、義之。早く来いよ」   渉が廊下で義之を呼んでいる。 &nbs

8.お化け屋敷と味勝負

2012年10月28日 18:58
12月19日   今日はクラス全員で集まって、出し物の準備を急ピッチで進めるということで、杉並によって緊急集合がかけられた。音姉は生徒会の仕事、由夢とさくらさんは家でのんびり、義之は俺と一緒に準備。 まぁ、急ピッチで準備って言っても、どこをどうするってのがまだ決まってないから、そこからスタートになってくる。ちなみに、責任者は提案者である杉並で、今回の話し合いの司会も杉並だ。   「では、早速第1回クリパお化け屋敷会議を始めたいと思う。」   ……なんだそのネーミングは。   「では、一言でお化け屋敷とは言っても、色

7.休日はデートの日?(後編)

2012年10月28日 18:57
~杉並side~   「ふむ、こんなところか」   現在、風見学園にて、任務を遂行中。 クリパにて大花火を打ち上げるのだ。 今、そのために高坂まゆきの追跡を振り切るトラップ及びダミーの設置が終了したところだ。   「……っと」   なんだ、この妙な胸騒ぎは……?   「さては、同志の身に何かあったのか!?」   そうと決まれば。   「待っていろよMY同志桜内、弓月。今俺が盛大な祭りにして見せようぞ!」   おそらく奴らのことだから、朝倉姉

7.休日はデートの日?(前編)

2012年10月28日 18:56
12月18日   ここは……。 真っ白な空間。桜の花びらが舞っている。 ここは、どこだ……? 背後には、枯れない桜。 桜の花びらは、音もなく、ただ、しんしんと、舞っている。 視界が開けてくる。 視界に入ってきたのは、杏や茜、ななかに小恋、渉に杉並に義之、音姉に由夢、そして、さくらさん。 みんながいる。 あそこに行けば、みんなで笑い合える。 足を前に出す。 地面を踏みしめた次の瞬間。 そこにいたはずのみんながかすんで見えた。   「(待ってくれ、俺も、俺もそこに入れてくれよ!)」   叫びたかっ
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